試合本番・大一番に強い選手について書いてみた!〜ウサインボルトにボクシングに武術の達人の話まで〜
試合本番・大一番に強い選手について書いてみた!〜ウサインボルトにボクシングに武術の達人の話まで〜
オリンピックには魔物がいる!
持ってる男!
などなどここぞという時に活躍する選手がいたり!なぜか大一番で勝てない選手がいたり。
今回は“リズム“や“同調“と言った視点からいろいろ書いてみようと思います。
陸上の為末大さんが「引き込み」という現象について語っていた事があります。
ランニングをしていると目の前の見知らぬ人と走りのリズムが同調してしまったりする
人間は無意識に動きが同調してしまう性質がある様です。
隣に速い人がいると速く走れる💨って体感した事や聞いた事あると思いますがアレもひとつの引き込み現象と言えるかもしれませんね。
なんとウサインボルト選手が世界記録を更新したレースで二着のタイソンゲイ選手の走りのリズムが引き込まれていたという事が確認されています。
引き込まれて自分のリズムで走れないので感覚と身体に微妙なズレをうんでしまう様ですがこのレベルでも起こりうる現象なんですね。
私がやってたボクシングなど格闘技の世界でもこの引き込み現象はあります。
スピードのテンポが違う選手と戦っていると自分のリズムが崩れてペースを保てなったり、特に強い選手と戦っている時には引き込まれてしまい余計に疲れてしまったりします。
医療関係や整体の世界でもお客さんに“もらう“という言葉があって身体を悪くさせてしまう方もいます。これも一種の引き込み現象かなと思うんですよね。
武術の達人の方と手を合わせた時にこの相手と“同調“した状態を意識的に作り出す。という話を聞かせてもらった事も。
オリンピックなどの雰囲気に飲まれるというのも場の雰囲気に引き込まれてしまった結果かもしれませんね。
引き込まれてしまう事で自分の形やペースやリズムを崩していってしまうと本来の力は発揮出来なくなってしまいます。
マイペースを保つためにも本番で力を発揮するには大事な事だと思います。
周囲から影響を受けやすい空気を読んで合わせるタイプの方は本番や大一番では注意が必要かもしれません。
周囲からの影響を受けない様に上手く遮断出来ている方はこの“リズム“や“同調“という視点から考えると性格的に本番に強くなる素質があるタイプかも。
もちろん後天的にこの辺を補うトレーニングは注意力のコントロールなどを行えば可能かなとも思います。
この辺はまだまだ未開の部分がある分野ですが研究が進んでいくといろいろわかってくる事もあるかもしれません。
これから大一番を迎える方は良い意味でエゴイストに👍応援してますよ📣
みなさんは本番に強い!についてどう思いますか?
最後までブログをお読み頂きありがとうございました🤗
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