わからないまま「が」いい。
わからないまま「が」いい。
人の脳ってわからない、知らない、理解出来ないという状態は負荷になって心地悪いようで。
自分の過去の記憶や知識をかき集めてきて取り敢えずの結論を出してわかったふりをしたりすることが多いようだ。
まあ普段の生活ではいちいち止まって考えてる時間はないから大切な性質だと思う。
けどこの脳の性質は武術やスポーツや勉強に仕事などなど。
物事を深く学んでいこうとする時にマイナスに働くことが多いなと個人的には思っている。
なぜかと言うと「わかった」、「理解した」と判断は脳にとって心地良い状態になる。
そうするとそれ以上この問題を掘り下げて考えようとしない。
そうすると浅い理解でわかったふりをしてしまうことでそれ以上考えようとしないから。
だから習い事で「わかった」と思うことは危険でもあるかなと感じている。
まあ、だからと言って理解する事を諦めてしまうと。
「自分とは関係ないや!」と問題をなかったり、無関係にすることで脳が心地良い状態になってしまうので。
「なんか興味あるけどまだわからないな俺。」
くらいが個人的には良い距離感かなと。
そしてこの状態は脳にとって適度に心地悪いためなんとかしようと頭がグルグル回転していく。
この状態にして長い期間脳の中に“醗酵“させておくと何かのキッカケでひらめくことがよくある。
だから、
脳にとって適度に心地悪い状態である、
わからないまま「が」いい。
と、個人的には思っている。
みなさんはどう思いますか?
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