アキレス腱の弾性力を使い倒す!〜地面を蹴らないとバネの力で跳ねる〜
ウォーキングは足首を伸ばすように地面を蹴って大股で💨
そんな指導を耳にしたことがある。
他にはダッシュする時、ボクシング・格闘技などのステップワークの時もよく言われるかもしれない。
まあそんな話も含めて今回は歩く、走る、飛ぶ時のふくらはぎの筋肉とアキレス腱の弾性力の活用について書いていこうと思う。
ウチの会員さんに縄跳びをやってもらうことがたまにある。見てみるとほとんどの方がふくらはぎの筋肉で地面を蹴って飛んでいる。
足首を伸ばす力を積極的に使って歩いたり、走ったり、飛んだりと。
これに違和感を感じる方ってあまりいないようにも思う。
けどふくらはぎの筋肉を使って足首で地面を蹴るのは、その筋肉の性質上あまり適していないのではないかと思うんです。
というのもふくらはぎの腓腹筋とヒラメ筋は羽状筋と言って筋繊維が斜めに並んでいて筋繊維の数が多くより大きな力を出せる形状で。
この形状の筋肉はスピードより大きなパワーを出すのに適している。
*ちなみにスピードが出やすい形状は平行筋
この筋肉の構造を考えた時に足首で地面を蹴ってスピードを出すことよりも。
そのパワーを活かして剛性を高めることで自分の体重を受けとめることに使うとことに適している。
膝や足首の角度が変わらない状態で自分の体重を受けとめるとアキレス腱がグーんと伸ばされて。
解放されるとパンっと跳ねるような弾性力のある動きになる。
ここをしっかり使うことがバネのある動きに繋がるんですよね。
むかし短距離走者の走行フォームを調べてみた研究があって。
好タイムの選手ほど走行中に膝と足首の角度がほとんど変化していなかったというのもあった。
つまり、
ふくらはぎの筋肉で足首の剛性を高めて体重を受けとめる。
↓
アキレス腱の弾性力で勝手にハネる
局面によって必要な場面はあるけど基本的にふくらはぎの筋肉は能動的に使わない。
スピード感のある動きが欲しいから速く動かしたいけど・・・。
それが逆効果になることもありますので気をつけてくださいね。
まあ文章だけだとわかりにくいと思うので昔わたしがアップしたYouTubeのリンクにトレーニング法などのせてあるので見てみてくださいね。
↓こちら
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