スポーツにおける「力を抜け」とは何か!〜脱力・リラックスで得られるメリット〜
「肩の力を抜け!」
「もっとリラックスしろ!」
「脱力した動きがパフォーマンスを上げる!」
などなど。
スポーツやってるとこんな事言われたこと一度はあるんではないでしょうか?
なのでまあ何となく脱力やリラックスがパフォーマンスに良い影響がありそうた。
くらいには感じている方が多いかもしれませんが!
なぜ?
ってとこまで理解されている方は少ない様に感じます。
私がパーソナルトレーニングジムながら「浜松体幹ストレッチde整体」という名前にしたのはこの辺の脱力やリラックスする感覚はかなり大事にしています。
そんな思いがあるのでこの辺のこだわりは結構強いです。
今回のブログではいろいろある脱力・リラックスのメリットの肉体的な部分にフォーカスして書いてみようと思います。
①ブレーキをかけた動きにならない(拮抗筋)
例えば肘を曲げる筋肉と伸ばす筋肉。
腕の力こぶの筋肉の反対側には二の腕の筋肉がある。
上手く脱力せず両方ともグッと力が入ると。
ブレーキ思いっきり踏みながらアクセルを蒸す様なもので効率が悪い。
“曲げる“と“伸ばす“を同時に行う事になり。
スピードが出ないどころか関節に負担がかかって疲れやすくケガしやすい状態になってしまいます。
②伸張反射(体のバネ)を上手く活用できる
筋肉ってゴムの様な性質もあり。
勢いよくストレッチされた状態になると反射の力で思いっきり戻って(収縮)くる作用があります。
これを伸張反射と言って大きな力が出て筋疲労が少なく済みます。
動きの中で筋肉を上手くストレッチさせるためにもリラックスしている事が大事になってきます。
③筋肉の「感覚受容器」を最大活用
筋肉は「出力器」としての動きを出す機能と「感覚受容器」としての機能があります。
筋肉は筋肉に今どれくらいのテンションがかかっているのかの情報を感知する事が出来て。
姿勢の制御やバランス感覚の制御。
そして体性感覚が鋭くなる事で重心のコントロールなどがスムーズになります。
ですが筋肉がリキんで「出力器」として機能している時、感知する方まで手が回らなくなり疎かになってしまいます。
つまりムダな力を出したり、バランスを崩してしまうリスクが高まります。
と、まあスポーツのパフォーマンスに直結しそうな肉体のメリットについて書いてみました。
が、
腑抜け!
という言葉もある通り脱力・リラックスというのはただ力を抜けばいいってものではなく。
より良い脱力やリラックスには程よい“テンション“というのも必要だったりしますが。
この辺の体性感覚に関しては個人差があり言葉にするとなかなか難しい部分ですね。
ただ筋入力するために体幹のインナーマッスル(体軸筋)に上手くスイッチを入れると上手くいく事が多いと思います。
それにはクロスポイントワークがおススメです。
YouTube動画にもアップしてますので良かったらこちらもお試し下さいね。
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【身体操作 軸】クロスポイントワークで体幹のインナーマッスルをスイッチオンに!〜14カ所のスイッチ〜
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